レイヤ2スイッチの機能


レイヤ2スイッチには以下の3つの機能があります。

  • アドレス学習
  • 転送/フィルタリング
  • ループ回避

アドレス学習

アドレス学習とはスイッチがフレームを受信した際に、ポート番号と送信元MACアドレスの対応をMACアドレステーブルに記録することです。

転送/フィルタリング

転送/フィルタリングとは、スイッチがフレームを受信した際に、宛先MACアドレスとMACアドレスを照合して該当するポートにだけフレームを転送することです。

ただし該当するポートが受信ポートだった場合にはフレームは破棄されます。また該当するポートがない(MACアドレステーブルに未登録)場合は、全ポートに転送されます。(フラッディング)

LANスイッチタイプ

スイッチは転送/フィルタリング処理を行うため、フレームの一部またはすべてをバッファに格納し、出力するポートを判断します。フレームのどこまでを読み込んで処理するかによって3つのスイッチタイプから選択することができます。

ストアアンドフォワード

フレーム全体を読み込んでバッファリングし(メモリに丸々ためこむ)、FCSによるエラーチェックを行ってから宛先ポートに出力します。
※特徴
・信頼性が高い
・レイテンシも発生する
・現在主流で利用される

カットスルー

カットスルーはフレームヘッダの先頭6バイト、つまりMACアドレスだけを見てバッファリングせずにすぐに宛先ポートに出力します。
※特徴
・レイテンシが小さい
・信頼性が低い
・通信速度が異なるポートでは使えない

フラグメントフリー

フラグメントフリーはカットスルーの拡張版です。フレームヘッダの先頭64バイトをチェックして転送処理を行います。64バイトをチェックすることでエラーの中で最も多いコリジョンフラグメントを取り除くことができます。